9『恐怖』
叶が秀美を連れて向かったのは、お洒落なブティックホテル。
初めて入るラブホテルに秀美は困惑を隠せなかった。
こんなホテルに連れてこられた目的は1つ。
叶は手馴れた手つきで部屋を選んでいる。
「さぁ。行こう。」
秀美の手を握り、叶は歩き出した。
つられて秀美も歩き出す。
「分かってるよね?秀美。」
叶は部屋に入るなり、口を開く。
意味くらい分かっている。
秀美は小さく頷いた。
「先にシャワー浴びるといいよ。」
秀美は制服の上着を脱いで、言われたとおりにシャワーブースに向かった。
今度は最後までされるんだ。
秀美はシャワーに打たれながら覚悟を決めた。
秀美は自分の後ろの穴に指を這わせる。
今朝、叶に弄られたソコが熱を持っている。
秀美は恐る恐る指を差し込んでみる。
「んっ!」
秀美の背筋がぞわっと粟立った。
とっさに指を引き抜き、自分の身体を抱き締めた。
自分の指ですらこんなに感じてしまう。
叶のあの熱をここに受け入れたらおかしくなってしまいそうだった。
秀美はどうにか身体を落ち着かせて、シャワーブースから出てきた。
叶はゆったりとソファーに座って、雑誌を捲っていた。
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